部屋と扉と私
今日はディテールの話
ここのところ長文で説明することもないので,インスタで済ませていたが,
今日は扉についてレビューをすることとする。
我が家のドアは造作ドアです。
初めはEP塗装で造作予定だったところが,KAMIYAになり,ポリ合板の造作に落ち着いた。
EP塗装からKAMIYAになったのは予算的な問題だが,さらに造作に至ったのは結局KAMIYAにするメリットがなかったから。
KAMIYAはそのミニマルかつ機能的なドアで素晴らしい出来だが,吹き抜け多様の我が家に採用するメリットがあまりなかった。
フルハイトドアはあくまで,天井高に合わせてこそというわけだ。
吹き抜けで,建築家の要望に合わせていこうとしたときには,造作とやっていることが変わらない状態になり,さらに価格も造作と大差なくなってしまった。
それならば色も併せられるし取っ手も選べる造作でいいじゃんとなった。
造作ドアになったため,扉枠周辺も製作となって,結果的にはミニマルになったと思う。
戸当たりも最小限であるが,問題はない。
ドア枠も最小限の表現で済ましているため空間がすっきりしている。
開き戸は蝶番が隠し蝶番になっていないところが少し気になる。
我が家はほとんど引き戸だが,やはり引き戸は音漏れがかなりあるので,気になる人は開き戸にした方がいい。
ただし開き戸もアンダーカットがあるので,踏摺でもつけないとやはり音漏れはする。
ミニマルと機能性は時に相反するということだろう。
扉:ポリ合板製作ドア
引き戸・開き戸取っ手:KAWAJUN
ではまたお会いましょう。
素敵な家たくさん見れます。ぜひどうぞ。