シアワセの造り方

建築とインテリアと生き方のブログです。

予算と計画のジレンマ

今日は現場の話

 

まずはこれだ

 

f:id:cocoro-ck:20191102225524j:plain

 


我が家は基礎の立ち上がりは一部ポスト基礎を採用した。

理由は床下エアコンを導入するからだ。

 

 

断熱と冷暖房設備,いわゆる温熱環境は快適な住宅計画では重要だ。

 

我が家では控えめな計画になっている。

断熱はまた別の機会に記すが、換気計画は第3種換気でエアコンでの空調を選択した。

 

機能だけを考えれば一種換気の全館空調がベストだと思う。

 

しかし,予算的な問題がある。

 

大きな家ではないので,費用的な負担は少ないだろうが,それでも全館空調は本体費用が高額かつ,ランニングコストも安くない。

メンテナンスも必要でかつ,この費用も安くない。

 

全館を輻射熱でケアできる床下エアコンの場合,メンテナンスは通常の家電レベルであるし,本体価格はネットで購入すれば全館空調の10分の1ぐらいだ。

 

家づくりは常に予算との兼ね合いが続く,すべての面で満足のいく選択はできない。

予算の割き方のバランスが重要なのである。

この辺についてはまた別の機会に話したい。

 

 

ちなみに床下エアコンは事後策としては十分な性能だと思うが,機能上基礎断熱にしなければならず,シロアリの懸念が残る。

 

ここで少しでもリスクを解消するために,基礎一体打ちをおすすめする。

 

ちなみに我が家も一体打ちで計画を進めたが,最終的には二体打ちになってしまった。

希望していたにもかかわらず,二体打ちが一般的だからという理由で説明なく変更された。価格的な問題以外にもこうした問題で,変更を余儀なくされることも多い。

 

建築事務所も工務店もプロではあるが,完璧ではないので,とにかくしつこく確認を取って進めていくことをお勧めする。

 (建築家と建てる・鎌倉で建てるさんのブログで,こうした問題があると知っていたにもかかわらず,こうなってしまったので正直だいぶ悔しい><)

  

 

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 建築設計事務所(施主)へ
にほんブログ村