地下収納
web内覧会その12
今日は最後の余白スペースをとりあげる。
しつこいようだが我が家には3つの余白スペースがある。
今日はここの下のスペースを取り上げる。
下のスペースは位置づけとしては床下収納になっている。
いわゆる床下収納というのは,こういうものだ。
意味合いとしては一緒だが,
空間を広くして,周りの壁をガラスにすることで,床下収納というより,
半地下室のような形で使えるようにしている。
壁の穴は本棚になっていて,アルコープ的な使い方もできる。
しかも位置づけ的には外部空間になっていて,周りのガラスはペアガラスである。
周りがガラスにもかかわらず音が入らないため,書斎的な使い方もできる。
また,荷物を押し込めても低いためか視界に入らないので,本来の収納としても十分機能する。
無駄なスペースであるが,無駄に予算が割かれ,無駄に高性能なのである。
無駄=豊かさである現代を象徴した空間かもしれない。
庶民の住宅にある秘密基地なのだ。
床・壁:コンクリート打ちぱなし
本棚:シナ造作オスモシルクグレー塗り
ガラスサッシ:サーモスL
素敵な家たくさん見れます。ぜひどうぞ。